広島県廿日市(はつかいち)市桜尾にある、中国醸造さん。日本酒や焼酎、リキュールなど多種多様なお酒を製造する酒蔵です。トンネルで熟成させる戸河内ウイスキーなどでご存知の方も多いのでは?
その中国醸造さんが、創業100年の節目の年、2018年に設立した蒸溜所が「桜尾蒸留所」。
桜の花びらをモチーフにしたという、ロゴが特徴的な建物。ここで、広島初となるジン、ウイスキーを製造しています。
ウイスキーのリリースは、3年以上熟成させた2021年から。今回は、広島県産のボタニカルを使用した自慢のジンをご出展くださいます!
世界的に権威あるお酒のコンペティション、IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)でも金賞を受賞したこちらのジン。
スタンダード品であるオリジナルは、広島産の9種のボタニカルと5種の原料を使用して造られています。
これに対し、ピンクのボトルがかわいい限定品は、ジンの要と言えるジュニパーベリーをはじめ、全てのボタニカルが広島産。まさに限定品の名にふさわしいプレミアムな1本です。
使用されているボタニカルには、日本的な要素がたっぷり!
クロモジやわさび、柚子などなど。珍しいところでは、ヒノキや広島名物でもある牡蠣の殻も。
どんな味わいなのか、ご自身で確かめてみてくださいね♪
蒸溜所では、見学ツアーも行っていて、ガラス越しに蒸留器を間近に見ることができます。
蒸留器はドイツのアーノルド・ホルスタイン社製。単式のポットスチルとコラムスチルの組み合わさった、ハイブリッド・スチルです。ジンだけでなく、ウイスキーの製造もしています。今後は、さらに大きな蒸留器を増設予定とのこと。今から楽しみですね。
なお当日は、下記の無料トークショーにご登壇いただく予定です。
セミナー番号:14
7月28日(日) 14:15〜15:00
会場:セミナールームA
料金:無料
世界的に大ブームと言われるクラフトジン&スピリッツは、実際どうなっているのか?世界の第一線で活躍する方々の証言で読み解いていきます。