遠く鹿児島からも、注目の蒸溜所がやってきます!
薩摩半島の西海岸、東シナ半島を望む鹿児島県日置市に建つ「小正醸造株式会社 嘉之助蒸溜所」さん。
焼酎メーカーである、小正醸造さんが手がける蒸溜所です。
豊富な水に恵まれたこの地域は、吹上温泉などの温泉地としても有名。また、蒸溜所のある吹上浜は、南北47kmにもわたる広大な砂丘。日本三大砂丘に数えられる観光地でもあります。
鹿児島というと、温かいイメージがありますよね。
もちろん夏は暑いのですが、実は寒暖差のある土地なんです。冬は、雪も舞うほど冷え込むとか。
加えて、吹上浜という名前にあるように、海面から巻き上がる強い風。吹き上がった細かな海の飛沫は、霧となって蒸溜所を包み込むそうです。
こんな風土で育まれるウイスキーは、どんな味わいか確かめたくなりますよね。
また、特徴的なのは3基の異なる蒸留機。
それぞれ、大きさや形、ラインアームの角度が異なっています。
2回以上の蒸留をするウイスキーは、一般的には一対(2基)の蒸留機が用いられます。それを3基にしたのには、蒸留でもさまざまなタイプの原酒の造り分けをするためだとか。
独自のこだわりで蒸留されたニューメイク(熟成前の原酒)は、ぜひお試しいただきたい1本。
世界的に権威あるWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)2019のジャパニーズ・ニューメイクのカテゴリで賞も獲得しています。
当日は、嘉之介蒸溜所を立ち上げた小正醸造さんの社長である小正芳嗣氏(写真右から2番目)も来場。
今までにない、独自の視点から造られるウイスキーについて、ぜひ質問してみてくださいね♪
なお、代表取締役社長の小正芳嗣氏には、下記の無料トークショーにご登壇いただく予定です。
セミナー番号;4
7月27日(土) 13:15〜14:00
会場:セミナールームA
料金:無料
老舗が語る、日本のお酒「ウイスキー」
日本酒や焼酎を、長年に渡って造り続けてきた老舗の酒蔵にとって「ウイスキー」とは、どんな存在のお酒なのか?その歴史と展望を語り合います。